音楽をきく人、音楽を演奏する人

「日常の朝の曲をかかせたことは、もらえてとても幸せなことだと思いました」

7/30、情熱大陸ライブ大阪公演に行ってきました。その会場で「ひまわり」を演奏した後に葉加瀬太郎さんが言っていた言葉です(一言一句に合っていないかもしれないですが)。ひまわりはNHK連続テレビドラマ「てっぱん」の主題曲ですね。

上のセリフの前にはこんな話をしていました。3/11の日、予定されていた「てっぱん」の放送が中止になった。結局3/18(うる覚え)から放送再開したのですが、すると被災地から、いつものこの曲を聴いて安心しました、といったメッセージがたくさん送られてきました。

葉加瀬太郎さんはじめ、他の出演者の方々の演奏もとても素晴らしかったのですが、それ以上に演奏している人を間近で見ることができて本当によかったなと思いました。音楽をきく人も、演奏する人もいろいろな気持ちを持っていて、それらを音楽を通して共感したり、共有したりするのがライブなのかな、とそんなことを考えていました。本当に、ここしばらく自分一人で弾くことが多かったためか、とても基本的で、でもとても大切なことを改めて考えることができました。

葉加瀬太郎さん以外の方ではピアノジャック押尾コータローさんが熱かったです。それと矢井田瞳さんが楽しそうにライブしているのがとても印象的でした。あと鈴木雅之さんがよかったなあ。いやーいいライブだった。行ってよかった。